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貧富の二極化
2006年12月、国連大学世界経済開発研究所が発表した個人資産に関する研究(次頁図@)で、世界人口の1%が個人総資産の4割、2%が半分以上を所有する一方、全体の半分である貧困層は総資産の1%しか持っていないという結果が出ました。その裕福層の国の一つに日本も入るのですが、今後は日本国内でも同じ位の格差が広がる危険性があります。
既に、アメリカでは国内の富の90%は10%の人達が所有していると言われています。一時アメリカ人の平均所得が増えたという報道がありましたが、それは裕福層の所得が増えたのであって、中間や貧しい人達の所得は逆に減っており、経営トップと平均的な社員の賃金比較では、大企業で350倍になっているケースもあるそうです。
2005年1月、政府は日本の構造改革が進まなければ、5年後に財政破綻すると発表しました。そして、国際通貨基金(IMF)は、日本の破綻を既に見越し、日本再建プログラム(ネバダ・レポート)を作成しているそうです。
今後もますます貧富の差が広がるでしょう。そこから生まれるものは、ほんの一部の裕福層と今日の生活にも困るかもしれない大多数の貧困層であり、騙し・詐欺・横領・略奪・殺人等々・・・
希望の持てる社会どころか、人間の生命すら危ない状況になりつつあります。
国際規模での紛争
正しかろうと正しくなかろうと関係なく、力のある者が権力を振り回し「言うことを聞かなかったら、ぶっ潰す」というような覇道主義(ネオコン主義)は、新たなる差別を生み、世界をますます危険な状況にしつつあります。
このような世界情勢の中で、各国は自分の生きる道を真剣に探し始めているのですが、その改革が思うように進まない時、何かのキッカケで第三次世界戦争が起こらないとも限らないのです。
また、経済格差による摩擦が別な形で国際情勢を混乱に落とし入れる不安があります。
不平不満を持つ暴力革命主義が、正義の為という誤った思想を掲げ、利害関係や東西間の衝突、貧しい国と富たる国、富たる国は富たる国同士での衝突など、また世界各国で局地紛争が起きています。特に、北朝鮮の動向も目が離せない状況にあります。
宗教の世界においても、キリスト教・ユダヤ教・イスラム教の紛争は続いています。これらは遡れば一人の親からスタートした宗教です。それが血で血を洗うような争いをしています。
自然環境と人間環境
そして、私たちが真剣に考えていかなければならないことは、環境破壊の問題です。これは、大きく2つに分かれます。自然環境と人間環境です。どちらも重大な問題です。
無限の宇宙空間の中で、奇蹟を遙かに超えて唯一、生命の存在が確認されている地球。
地球誕生から45億年と言われ、その営みの中から人類という種族が700万年前に誕生しました。その地球の永い永い生命の歴史ので、現在ほど危機に瀕している時代はないのです。
私たちはこの宇宙の中で生かされている存在です。宇宙全体からものごとを見れば、すべての存在は循環しながら生かし合っており、絶妙なバランスの中で、人間も生かされています。
しかし、私たち人間は、地球の生命・奇蹟的なバランスを蝕んでいるのです。
京都議定書にも尽力した、アメリカの元副大統領アル・ゴア氏は、地球温暖化を「人類史上最大の危機」として警鐘を鳴らしています。
また、見方・視点は違いますが、良識ある学者たちは、このままの環境が続くなら、おそらく地球はあと20年とか、50年とかで滅ぶであろうとおっしゃっており、その方向に行きつつあることは事実だと思います。
そして、自然環境以上に重大なのが、人間環境の問題です。世界
中で起こる紛争や殺人事件・夫の暴力・子供の虐待・離婚の急増など人間の精神性(霊性)は、まさに崩壊しています。
この精神環境が地球の未来を握っていると言っても過言ではありません。
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