グローバリズムよりコスミカリズムへ   21世紀は宇宙的地球時代
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未来学原論

『未来学原論』21世紀の地球との対話(上・下セット)

著者 仲小路 彰
発行者 木原 秀成
発行所 CMF国際大学
上:理論篇 下:実現篇
地球建設こそ人類の与えられた最大の使命であり最高の芸術である。未来建設こそ人類の有する最前の自由であり最強の機能である。 詳しい目次はこちらから

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未来学原論
定 価 19,000円 (本体18,096円)

目次(上:理論編篇より一部抜粋)

序篇 未来文明創造の原型としての日本文化
日本文化の象徴的創造
第1篇 未来科学のグローバリズム的構成
第2篇 総合人間学について

T人間とは何か
  第1章 人間理解の方法について
    第1節 人間は人間をいかに理解するか
    第2節 文明における人間の運命
    第3節 哲学的人間学について
    第4節 「人間の科学」について
  第2章 20世紀人について
    第1節 20世紀人の文明的特質
    第2節 新しい総合人間学の課題
    第3節 新しい総合人間学の実現へ
  U来たるべき人間について  
  第1章 終末的人間について
    第1節 分裂の世界から統一の地球へ
    第2節 光なす地球に生きる人間
  第2章 原子力戦争と人間の実存性
    第3篇へつづく

仲小路 彰先生 略歴 / 歴史哲学者 明治34.2.26−昭和59.9.1

明治34 東京赤坂に父廉 (第3次桂・寺内内閣の農商務大臣) 母八重の二男として生まれる
大正6 第五高等学校に入学
同窓の佐藤栄作氏とは生涯親交を結び総理へのシンクタンクの役割を果す
大正11 東京帝国大学在学中に、処女作として回教の祖マホメットの生涯の長篇戯曲「砂漠の光」を新光社より刊行
大正13 東京帝国大学文学部哲学科卒業
父廉急逝、「仲小路廉集」2巻を兄宣と共に編集・刊行
昭和2 春陽堂編集者
昭和3 国際文化研究所員
昭和4 プロレタリア科学研究所所員
昭和5 「科学文化アカデミー」設立
昭和12 〜16年 (1941)
「世界史話大成」全10巻を高志書房より刊行
昭和13 〜18年 (1943)
「世界興廃大戦史」全120巻中42巻を世界創造社より刊行
昭和17 財団法人日本世界文化復興会 (戦後の文化建設会の母胎) を設立。
「レオナルド・ダ・ヴィンチ展覧会」を東京上野にて開催 (6月〜11月)
昭和19 山梨県南都留郡中野村に疎開
昭和20 第二次世界大戦の終結に際し「吾等かく信ず」を執筆・配布、陸海軍に「承詔必謹」を説き戦後の日本の復興の方向を示す
昭和21 渋沢敬三氏・川添浩史氏等と財団法人「文化建設会」並に文化交流団体「光輪閣」を設立
昭和22 第三次世界大戦の勃発を防ぎ、恒久平和確立のため資本主義、共産主義を克服し、地球を基盤としたグロ一バリズム (地球主義) を提唱
昭和25 〜26年 (1951)
平和文化大系序説「地球の平和」を日本教文社より刊行
昭和31 〜34年 (1959
)「ロシア大革命史」(全12巻) を財団法人史料調査会編著として郁文社より刊行
昭和43 「未来学原論」を地球文化研究所より刊行
昭和48 〜50年 (1975)
「地球との対話」シリ一ズ再開。「聖人伝シリ一ズ」(ソクラテス・孔子・マホメット・キリスト・聖徳太子・釈迦) を地球文化研究所より発行
昭和51 〜59年 (1984)
「地球世界芸術史」「地球社会変革史」「地球科学技術史」等々地球文化研究所より発行
昭和55 米〜イラン中東湾岸危機に際してアラブ・イスラム博覧会並総合エネルギー博覧会を計画
昭和59 9月1日、半生愛した山中湖の家で死去

『未来学原論』再刊出版にさいして

わが国で、最初にノーベル物理学賞を受賞された湯川秀樹博士をして平安時代の天才といわしめた、弘法大師空海の思想は、一言ではとても表現できないが、コスミカリズム(宇宙本位)に基づく根源性から万象を捉え普遍性・相対性・多様性の三性を包容し、すべての対立性を超越した本質性そのものである。

また、人間中心の欧米的合理性の視座からでなく、コスモロジカル中心の密教的三密性の視座から体系化しているところに独自性があり、それは日本文明の根源性そのものでもある。

同じように、『未来学原論』の著者である仲小路彰の思想も弘法大師空海と同じく、コスモロジカル的視座から、地球の未来学を体系化しており、しかも、その洞察力たるや千里眼の持ち主のごとく、文明・歴史・哲学・文化・地政学・自然科学・社会学・戦争学…etc、総合的・球体的に包容しており、その根源性を日本文明に置いているところに独自性がある。

弘法大師空海・仲小路彰の両者に共通しているものは、ユニバーサル的天才であるということである。

仲小路彰が第二次世界大戦の敗戦後まもない昭和二十三年より発表された諸説のダイジェスト版として、昭和四十三年に初版出版以来、未来学原論の内容に魅せられた先人達が、あたかも天の岩戸開きのごとく、その扉を開きかけたのであるが、歴史上の聖なる預言者と同じ宿命のごとく、その内容のあまりにも真摯性ゆえ、時には浮き、時には沈み、熟成しながら歴史の動くのを待っていたのである。
 
混迷渦中に飲み込まれて埋没寸前にある危機的現代文明を脱却し、二十一世紀はもとより、世界・人類(万類)が進むべき預言的シンボリズムとしての未来論は、他の同類の書を微塵も寄せつけない法理かつ実践書であるところに「未来学原論」の神髄がある。

日本国破滅の危機にある今、CMF国際大学より第四回目の再出版を機にいよいよ未来学原論の扉を拓く合図の旗が振られたのである。

ぜひとも一読賜りたく望みます。

合掌
CMF国際大学創立者・初代学長 木原秀成